[2012年9月14日]
私がこの世において幸福でなかったとしても、それが何であろう。
私は生まれる前は無であったのだ。(斉藤 秀三郎)
◇生きていること自体が、奇跡だとしたら、誰が幸福を求めるでしょう。生きていることが全てだったら、誰が幸福を求めるでしょう。
◇私たちは、まず、生きていることに感謝することです。当然のように生きていると思っているふしが私たちにはありますが、生きていることと死ぬこととはコインの裏表で、すぐそこに生と死の境目があるのです。死ぬ事態がいつ起こってもいいのに、幸いにして生きているのです。
◇生の奇跡に私たちは、まずは感謝をすることです。そして、自分の生を全うするように、必死に生きていくことです。全力を出し切って生きていくことです。そういう生き方が、幸不幸を超えた生き方です。必死に今を生き切ろう!