[2012年10月22日]
「明日は、明日こそは」と、人はそれを慰める。
この「明日」が、彼を墓場に送り込むその日まで。（ツルゲーネフ）
◇私たちは、明日こそは自分を変えようと決意しますが、明日になれば、いつもの自分として生き、そしてまた、明日こそは自分を変えようと新たに決意して、今日を終えます。
◇私たちは、いつも明日に望みをつなぎますが、逆に言えば、明日を言い訳にして、今日を犠牲にしてしまっています。だから、上の名言も「明日」という口実が墓場まで人を持っていくのだと言っているのです。
◇変えなければならないことは、気が付いた時に変えてしまいましょう。変えようと決意した時にこそ、変えるエネルギーが一番あるのです。明日にしようなどと考えないで、今日のうちに実行していきましょう。