パソコン版を見る

加藤学習塾
【岡山県岡山市の進学塾】

[2012年10月25日]

遠藤 周作の名言

人間らしく生きるために七分は真面目人間、三分は不真面目人間で生活するのが「生きる智恵」と言うべきであろう。(遠藤 周作)


◇視点が、動かない人がいます。そういう人は、思い込んだら一直線で、頑固に真面目に、物事に取り組んでいきます。しかし、状況が悪くなったら、そういう人は、どうして良いかわからなくなって、にっちもさっちもいかなくなってしまいます。

今までのやり方を墨守してしまうからです。視点が一つしかないから、状況が変われど、今までのやり方を通そうとするからです。


◇だから、そういう人は、上の名言の言うように、不真面目の要素=視点の多様化を持つことです。真面目というのは、視点が固定して動かない事と同義です。

それに対して、不真面目は視点が一杯あって流動化しているということです。
ということは、柔軟性があるということです。状況に応じた対応がわかるということです。


◇真面目一辺倒でも不真面目でも人間はダメです。真面目と不真面目の間を行ったり来たりしている人間が、信頼における人間なのです。

なぜならば、どんな状況になっても、必死に対応しようと自分自身を変化させようと努力する人だからです。