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加藤学習塾
【岡山県岡山市の進学塾】

[2012年10月28日]

受験生の皆さんに

受験生の皆さんに

○入試過去問題演習の課題提出について

 11月より、入試過去問題演習の課題提出が始まります。その量に驚き、びっくりしている者もいるようですが、君たちは受験生であり、これからの人生の方向性を決める1つ目の分岐点に立っていることを自覚し、しっかり取り組んでいきましょう。とりあえず提出計画表では、過去5年分の問題を中学受験生は2回、高校受験生は4回は解くということになっています。6年分の問題がありますとか、4年分しか手に入りませんという声も聞こえますが、その場合は6年分で回したり、4年分で回してもいいと思います。とりあえず、自分が提出する担当の先生と相談しましょう。

 さて、なぜこのような取組をするのかというと
 ・ 各学校の入試問題の出題傾向や難易度をつかむ。
 ・ 問題に取り組む際の時間配分を身に付ける。
 ・ 入試に出るほどの問題であり、練られた良い問題が多い。

などといったことが挙げられるでしょう。

 最初は思ったような点数が出なかったり、時間をオーバーしてしまうこともあるでしょう。それでも全く問題はありません。ただし、できなかった問題、間違えた問題は、しっかりと解説を読み、解き直しをしておきましょう。模試の取り組みで書いたことと同じで、自分ができない問題を一つ一つ地道につぶしていくということが、地味であっても実力アップのためには非常に大事なことなのです。そして、そのように前向きな取組をしていけば、表面的なことだけでなく、問題が要求している本質の部分にまで踏み込んで、この学校はこの内容を問う問題がよく出題される傾向があるというようなことまで分かってくるでしょう。だから何度でも何度でも、繰り返し同じこの良問を解いてみてください。

 学習スケジュール表には「入試過去問題に取り組む日(時間)」というものを組み込み、必ず本番と同じような気持ちで、時間を計って取り組んでください。最初は時間がオーバーしても、徐々に余裕ができてくるようになれば大丈夫です。そのうちに、これぐらいのペースでやらないといけないといった、時間配分についても身に付いてくるでしょう。最終的には、本番の時間よりも5〜10分少ない時間で終わらせるように練習しておくと、本番ではその時間を見直し等にあてられるようになるでしょう。

 よく、「同じ問題を何度も繰り返しやっていると答えも覚えてしまうし、意味があるのか」という意見が出てきますが、覚えてしまってもいいと思います。入試問題には学校によって必ず出題傾向というものがありますから、本番でも同じ問題が出ればロス時間は少なくなるし、似たような問題も解きやすくなります。また、解く度に得点が向上し時間が短縮されていけば、自分の成長を感じ、やればできるという揺るぎない「自信」につながってくるでしょう。だからこそ過去問をやる意味があるのです。本試験に出ていた問題
は、そのうちに「この問題なら全く大丈夫」さらには、「この手の問題なら大丈夫」と思えるような心の余裕が生まれてくるでしょう。

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 11月3日(土),4日(日)には勉強合宿もありますが、14時間も勉強するんだではなく、これはチャンスだと考えましょう。すでに配布してある案内プリントの目的にもあるように、普段行えない各単元の総復習をするチャンスです。そのための教材も準備してあります。また、普段と違った環境で学習するからこそ、集中して勉強ができます。みんなと一緒にやるらこそ、長時間勉強できます。この合宿に参加するときの各自の気持ちの持ち様が、その成果をまったく違っものにするでしょう。そして、やればこんなにも勉強できるんだという気持ちは、これからの家庭での勉強にいかしましょう。

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※保護者の皆様へ

 小学6年生(受験コース)と中学3年生には、以前より過去問を準備しておくように授業の方で連絡をしております。過去問題集などを家庭のほうで購入していただいたりして、準備をしていると思います。生徒たちは、週の初めの授業において、それを担当してる講師に1週間の取り組み(1年分の過去問演習)を提出し、確認の印をもらうということになっています。取り組みが不十分である場合には、居残りをさせてでもしっかり過去問へ取り組ませていきたいと考えております。これも、生徒のためでありますので、どうかご了承をよろしくお願いします。