[2012年11月1日]
知ることがむつかしいのではない。
いかにその知っていることに身を処するかがむつかしいのだ。(司馬 遷)
◇上の名言は、たとえて言えば、哲学を知ることが難しいのではなくて、その知っている哲学をその通りに自分が生きていけるようにすることが難しいということなのです。知っていることとそれを行うことは別もので、良い理論も知っているだけではだめなのです。それを自分自身の行動にどう反映させるかを私たちは、真剣に考えることです。そうしなければ、知っていることが、宝の持ち腐れになってしまいます。
◇私たちは、自分自身の生き方に影響のある知識を求めましょう。そして、それを実行していきましょう。お題目だけの知識は必要ありません。それよりは、行動に結びつく知恵を身に付けることです。