[2012年11月9日]
おろかなる者は思ふ事おほし。(松尾 芭蕉)
◇もっとシンプルに考えればよいのに!と思うことが数多くあります。仕事をしていて、もじもじしている人たちは大概、物事を複雑に考えて物事を難しくしてしまいます。いや物事だけではありません。自分自身を難しく考えて、悩み苦しみます。考えてもどうにもならないことをあれやこれやと考えて、袋小路にはまってしまうのです。
◇そういう人たちに言いたいのは、考えることをやめて行動してしまうことです。行動は、原因と結果という単純な因果関係のスタートです。必ず結果が出ます。だから、定石通りに行動してみればよいのです。素直に考えて、素直に行動する勇気を持つことです。
◇あれこれ悩む前に、素直に行動したらどうなるかを考えてみましょう。こうなるだろうなと予測ができれば、素直に行動してしまいましょう。悩んでみても結局は、行動することになるのです。最終的に同じ行動をとるのだから、素直に行動をすることです。その方が、時間を大切に出来ます。