[2012年12月7日]
自分が出したアイディアを、少なくても一回は人に笑われるようでなければ、独創的な発想とはいえない。(ビル・ゲイツ)
◇たとえば、本田宗一郎が、従業員の前で「世界の本田を目指す!」と言った時、彼はまだ浜松の小さな工場の親父に過ぎませんでした。それを聞いた従業員は、本田の言葉を本当にはしませんでした。従業員の中には、笑ったものもいました。しかし、そんな嘘とも冗談ともつかない彼の言葉が真実になっていくのです。
◇人間は、まだ見ぬ現実に向けて、アイディアを出しながら、自分の前の現実を変えようとしていくものです。だから、アイディアが大きければ大きいほど、自分以外の人間には、なかなか理解ができないものなのです。上の名言の言うことはそういうことです。
◇他人には、思いもよらないこと、それも現実的に不可能に思えるアイディアが、現実を変えていくようになるのです。独創的なアイディアとは、そういうものです。だから、自分のアイディアが最初からみんなに理解されなくても嘆くことはありません。そんな無理な!と他人から言われるようなアイディアの中に、必ず世界を変えるようなものが含まれているのですから。