[2012年12月16日]
「内なる夢は外からやってくる」
最近の若者に夢がなくなったと言われて久しいですね。
今、衣食住に不自由なく生活していれば、将来良い暮らしをしたいと切望することはないでしょう。
また、そんな不自由のない生活に埋もれていて、外の世界の人々が自分と同じような生活をしていると錯覚していて、自分の周りで起きている幸運や不幸な事実を知らなければ、社会の中における自分の役割や価値に気づく理由がありません。
イチローを始め、メジャーリーグで活躍をしている日本人を知って、野球を志す子どもや大リーグでの活躍を夢見る子どもは増えたのではないでしょうか。
私の高校時代の友人は、毎日通学途中で見かける障害を抱えた子どもを見て、医師を夢見、志し、現在、終末医療を支える中心的な医師として活躍しています。
ゲームもいいかもしれませんが、子ども達が夢を持つためには、いろいろな外の世界を見せて、伝えて、感じさせることではないかと思います。
大切な人に、外の世界を見せ、伝え、感じさせることが、コミュニケーションを大切に感じている皆さんや私たち一人ひとりに課せられた使命かもしれません。
あなたは、誰に?
どんな世界を見せますか?
何を伝えますか?
何を感じさせますか?