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加藤学習塾
【岡山県岡山市の進学塾】

[2013年1月5日]

「相手の関心に関心を寄せる」

「相手の関心に関心を寄せる」


A「君の夢は何?」

B「将来、起業して自分の会社を作りたいんだ」

A「そうか。君の夢は自分の会社を作ることなんだ〜。すごい夢だね(単調なトーンで)」

B「別にすごくはないけど・・・」

A「ところで・・・」


よくありがちな会話です。社交辞令のような会話で面白みもなければ、話も深まりません。そして、二人の関係も深まりそうもありません。


皆さんだったら、どんな会話を心がけますか?


A「君の夢は何?」

B「将来、起業して自分の会社を作りたいんだ」

A「そうか。君の夢は自分の会社を作ることなんだ〜。すごい夢だね(驚くように)。どんな会社を作りたいの?」

B「今、製造業が衰退しているでしょう。僕はものづくりが大好きなんだ。大学の時も仲間と一緒に、時間を忘れるくらい、ものづくりに夢中だったんだ。だから、ものづくりが好きな人に集まってもらって、みんなで日本が誇れる製品をどんどん作っていきたいんだ」

A「何かすごいね。聞いているだけでワクワクしてくるよ」

B「そう。僕も自分の会社を想像するとワクワクするよ」

A「君は君の作った会社で、どんな社長になりたいの?」

B「そうだな〜」


どうですか?話がどんどん深まりますね。

「相手の関心は何処に向いているんだろう?」という疑問が会話を
深めます。相手の関心のゴールまで関心を向けるのです。

ポイントは、相手の関心に関心を寄せることです。
相手の関心ごとに関心がなくてもいいんです。

相手の関心に関心を持つともっと会話が楽しくなります。