[2013年1月14日]
自分には、自分に与えられた道がある。広い時もある。せまい時もある。
のぼりもあれば、くだりもある。思案にあまる時もあろう。
しかし、心を定め、希望を持って歩むならば、必ず道は開けてくる。
深い喜びも、そこから生まれてくる。(松下 幸之助)
◇私たちの人生は、上の名言の言うように、山あり谷ありの道程です。決して順調に進んでいくことなどありません。自分にとって都合の良い事態も都合の悪い事態もどちらもやってきますし、簡単に解決できる問題も解決できない問題も生きていれば、必ず自分の身に降りかかります。安穏とした道ではないのが、人生の道程です。
◇だから、どんな困難な事態になろうとも、逆に、どんなに順調な状況になろうとも、私たちは、腹をくくって生きていくしかありません。逆境な時は、こんな事態に負けないぞ!と気を引き締め、順調な時は、こんな事態にうぬぼれないぞ!と気を引き締めて、前に進んでいくことです。良い時もあれば、必ず悪い時もあるのですから、自分の状況に一喜一憂することなく、生きていくしかないのです。
◇私たちは、状況に左右されることなく希望を持って進んでいくことです。自分の前に大きな光を灯しながら、生きていくことです。そうすれば、どんな事態に遭おうともブレない生き方ができるというものです。