[2013年1月23日]
幸福とは心の状態を言う。物事をどう見るかだ。幸福とは満足することだと思っているが、これは金持ちであることを意味してはいない。(ウォルト・ディズニー)
◇どんな状況でも赤ちゃんは、自分が不幸だとは思っていないように見えます。どんな状況でも赤ちゃんは、思いっきり笑い、泣き、そして、また笑って、周りの大人を癒していきます。究極的に言って、赤ちゃんだけは、その存在すべてが、幸福なのかもしれません。なぜなら、幸不幸を考えていないからです。
◇それでは、大人である私たちは、どうでしょうか。幸不幸をどういう基準で考えているでしょうか。上の名言も言うように、幸不幸をものの見方だと考えている人は、非常に少ないのではないでしょうか。
幸福は、心の状態を言うのであって、物理的な状態を言うのではないと思っている人は多いと思いますが、幸福とは、どうものを見ていけば、心の状態がウキウキするかだと思っている人は少ないのではないでしょうか。
幸福は、ものの見方で決定するものです。赤ちゃんが、幸不幸を考えていないように、私たちも客観的には、幸不幸を考えているのではないのです。心の状態が幸不幸を決定するということは、心の状態を決定する、ものを見る視点が、幸不幸を決定するということです。
そのことを赤ちゃんは、本能的に知っているのかもしれません。しかし、大人になっていくことで、幸不幸を考え始めてしまう私たちは、そのことを忘れてしまうのです。
◇自分にとって幸せになるように、ものを見ていきましょう。マイナス的なものの見方は、マイナスの結果しか生まないものです。プラスのものの見方をして、自分の心の状態を高めていきましょう。そうすれば、私たちの人生は、案外面白いものです。