[2013年3月1日]
岡山の中学・高校受験の塾
不幸からよきものを生み出そうとし、又生み出しえる者は賢い人である。
与えられたる運命をもっともよく生かすということは、人間にとって大事である。(武者小路 実篤)
◇生きている限り、自分にとって都合のよいことだけで暮らしていけるわけではありません。自分が望まない数々のことを経験しながら、私たちは、それでも生きていこうと頑張ります。
そうしなければ、自分の人生が全うできないからです。だとすれば、上の名言が言うように、不幸な事態をどう受け止めて、その事態から、何を引き出していくかを徹底的に考えて、生きるしかありません。不幸な事態を誰も避けて通れないからです。
◇出来るなら、不幸な事態から、自分自身の人間力や人格的な質が高まるような教訓なり、意味を引き出していきたいものです。不幸な事態があってもこの先の人生が、豊かに生きられるように、自分自身の考え方や人間に対する構えが、深く大きくなるようにしたいものです。
そうするために、私たちは、自分の視点をいつでも見直すようにしたいです。
不幸な事態も視点を変えれば、素晴らしい経験として見えるようになります。
(マネジメント・ブレイン・アソシエイツ 中土井鉄信氏 作)