[2013年3月6日]
岡山の中学・高校受験の塾
先日、私は一曲の歌と出会いました。ある知人から紹介してもらったものですが、その歌詞にとても感動しました。今回のNEWS LETTERで、この歌を君たちにも紹介したいと思います。
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ヒトコトバ 作詞・作曲 Hi−Fu
これは昔ある国で行われた悲しい実験
たくさんの捨てられた赤ちゃんを使った悲しい実験
Aグループの赤ちゃんはミルクをあげる時
必ず抱き上げ、声をかけ、目を合わせ
愛情とともにミルクを与えた
Bグループの赤ちゃんは絶対に抱き上げず
声もかけず、目を合わさず、触れることなく
ただただミルクを与えた
愛を与えて育てた子どもと
愛を与えずに育てた子どもはどう違うのかという悲しい実験
実験は失敗した
なぜならば愛を与えずミルクを与えた赤ちゃんは
みんな大きくなる前に亡くなった
実験でわかったこと
人は食べ物や飲み物だけで生きているのではなく
愛によって生かされている
つまり今生きているということは誰かに愛されたから
誰かが声をかけてくれたから生きている
誰かが抱きしめてくれたから生きている
誰かが微笑んで誰かが愛しているから生きている
愛の深い両親のもと 生まれてくる人もいれば
両親がいても仕事が忙しくて
愛された記憶がない人もいるだろう
片親の人もいれば 両親がいない人もいる
与えられた愛の量はそれぞれ違う
でも、生きているということは
必ず誰かが抱きしめてくれたから
それはお父さんかお母さんか
おばあちゃんかおじいちゃんか
近所の人かおねえちゃんかおにいちゃんか
仲間かもしれない
今肉体をもって生きている その肉体をもつということは
可能性を与えられているということ
次は自分が誰かの命をつなぐことができる
自分が声をかければ 背中をさすってあげれば
微笑みかけてあげれば 多くの命を救うことができる
そう一人一人誰かの力になれる 誰かを支えることができる
今日自分の愛を意識して生きよう
声をかけること触れること 微笑むこと
愛することを意識して生きてみよう
それは人にだけじゃなく 木や花や大地に対しても
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この歌を歌っているのは、愛媛県出身で双子のシンガーソングライター Hi−Fu(ヒーフー)です。2010年に「ヒトコトバ」でデビュー。ただし、音楽だけにとどまらず、ネットTVのレギュラー番組ではお笑いにも挑戦するなど、多彩な才能を発揮して、現在活発に活動しているそうです。
車を運転しながら聞いていた私は、
与えられた愛の量はそれぞれ違うでも、生きているということは・・・
のところで危険な状態になってしまいました。この年になって歌を聞いて泣くなんて。でも、そのとおりだなぁって思ったら、ほんとに故郷の父や母、亡くなった祖父、祖母のことを思い出しました。父、母には、いっつも怒られてた気がして・・・反発した時期もあったけど、でも赤ん坊のときに声をかけてくれたり、抱きしめてくれたり、微笑んでくれたりしてたんだな、と思ったら急に懐かしくなった。父、母も年をとったけど、今生きて会える内にあの時言えなかった「ありがとう」と「ごめんなさい」をいうことはできるかな、とか、今度実家に帰ったら祖父、祖母の墓参りもしようなんて思いながら、心がホッとする私がいました。