[2013年3月18日]
岡山の中学・高校受験の塾
まさに知るべし、苦海を離れて浄土に往生すべきは、ただ今生のみにあることを。(源信)
◇人は、死んでから極楽浄土に行くと思っていますが、そうではありません。人は、今まさに生きている時こそ、極楽浄土に行くものです。上の名言は、そんな解釈でよいのではないでしょうか。
◇私たちは、一生懸命生きています。自分の生まれた証を残したいと一生懸命生きています。そんな一瞬一瞬に極楽浄土はあって、私たちは、実は、そんな一瞬一瞬に極楽浄土を感じているのです。
死んでから極楽浄土に行くなんて、思わない方が良いです。死んでから良いことがあるなんて、思わない方が良いです。死後の世界まで期待しない方が良いです。
それよりは、今この時に期待し、自分自身を賭けることです。その方が、圧倒的に潔いはずです。
◇上の名言を私たちは、忘れないようにしたいです。生きているこの時に最大限期待して、生きていきましょう。今しか極楽浄土には行けないのだと腹をくくって生きていきましょう。
(マネジメント・ブレイン・アソシエイツ 中土井鉄信氏 作)