[2013年3月21日]
岡山の中学・高校受験の塾
笑いとは、地球上でいちばん苦しんでいる動物が発明したものである。(ニーチェ)
◇苦しい時に笑うことが出来れば、その苦しさは消えていきます。上の名言も言うように、笑いは、苦しい時にその苦しさから逃れようと、人間が発明したものです。
だから、この発明品を使わない手はありません。しかし、なかなかこの発明品を効果的に使って、苦しさから脱却することは難しいです。苦しい時に人は、なかなか笑えないからです。
◇それでは、どうすれば人は苦しい時に笑うことが出来るようになるのでしょうか。
それは、苦しい状況の中にあっても、その苦しい状況の中に埋没しないことです。状況を変えようともがき苦しんでいる自分を客観的に見ようとすることです。
あたかもプロレスか野球の実況中継のように、もっと言えば、昔の新日本プロレスの試合を古館アナウンサーが実況していたように、心の中で大げさに状況を色々なたとえを使って、自分自身に実況することです。
◇そういうことが出来るようになれば、いとも簡単に苦しい時も、その苦しさを笑い飛ばすことが出来るようになります。そのために、私たちはいつでも自分自身に自分の状況を実況中継していましょう。日々の訓練が人間を強くするのですから。
(マネジメント・ブレイン・アソシエイツ 中土井鉄信氏 作)