[2013年4月21日]
岡山の中学・高校受験の塾
二人の囚人が鉄格子から外を眺めたとさ。一人は泥を見た。一人は星を見た。
(フレデリック・ラングブリッジ)
◇私たちは、環境に影響を受ける動物ですが、だからと言って、ただ環境に影響を受けるだけの動物ではありません。同じ環境にいても、人それぞれで環境からくみ取る意味が違うのです。だから、上の名言のように、囚人の身という同じ環境でも、ひとりは、下を向いて泥を見、ひとりは、上を向いて星を見る。
つまり、同じ環境の中でも受け取る意味は、人それぞれで全く正反対にもなるということです。
◇ということは、自分次第で、環境から受ける影響をコントロールできるということです。もっと言えば、環境から影響を受けるというよりも、環境から刺激を受けて、その刺激の意味を自分流に受け取っていると言うことです。
であるなら、私たちは、自分にとってプラスになるように、いつでも刺激から意味をくみ取りましょう。自分にとってマイナスになるような意味を受け取ることを拒否しましょう。そうすれば、私たちは、前向きに生きられるはずです。いつでも夜空の星を見ながら苦労を楽しみに変えていきましょう。
(合資会社マネジメント・ブレイン・アソシエイツ 中土井鉄信氏 作)