[2013年5月11日]
岡山の中学・高校受験の塾
指導者というものは、常に事にあたって、何のためにこれをなすのかという使命感をもたなくてはいけない。(松下 幸之助)
◇2大政党制を掲げて戦っていた民主党が、自民党に勝利をして、政権を奪取してからのていたらくは、目を覆うばかりのものがありました。政権を取るまでの威勢の良さは、政権を取ってからの拙速に変わり、夢を掲げて国民を酔わせた政策は、政権を取ってからは、興ざめするような結果に終わりました。
◇結局、民主党は、何のために政権を奪取するのかという使命が、2大政党制の確立のためという小さな構図の実現だけだったのです。だから、政権を取ることだけは至上命題でその後に何をするかをお飾りのように掲げていただけなのです。立場に立つことだけが目的で、立場に立って何を成すべきかまで持っていなかったのです。そんな指導者だったから、何もできずに終わったのです。
◇私たちは、自分の使命を自覚することです。何のために今何を行うのか。
誰のために今何を行うのか。こういう問いをいつでも自分に投げかけましょう。
自分の努力の先には、何があるのか、明確に持っていれば、努力は報われるはずです。
(マネジメント・ブレイン・アソシエイツ 中土井鉄信氏 作)