[2013年6月1日]
岡山の中学・高校受験の塾
中学校での評定の出し方について
☆絶対評価になり、努力次第で5がつく
平成3年度から、小中の成績を「絶対評価」でつけるということになり、すでに分経ちましたが、先日の懇談会で特に中学生の保護者の方に成績はどうやってつくかという疑問を持たれている方が多数いらっしゃると思いました。そこで、今月は改めて中学校での成績のつき方について、具体的に紹介していきたいと思います。 以前は「相対評価」で成績がついていましたので、100人生徒がいたとしたら、1段階で10の評定が付く生徒は2人と決まっていて、いくら十分理解できていたとしも自分より良い点を取った生徒がいると「10」は付きませんでした。
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以下は横浜市のある中学校のホームページに載っている評定の出し方の説明です岡山市内の中学校でもほぼ同様の出し方で、評定が決まっています。ただし、A°C°といった観点別の評価は採用している学校は少なく、ほとんどの学校がA、BCの3観点で、Aは80〜85%以上、Cが35%以下、Bがその間というような形でつているものと思われます。詳しくは各学校により違うので、気になる方はお子様の学校に問い合わせると教えていただけると思います。
具体的な評価の方法は、各教科の特性で違いますが、第1観点の「関心・意欲・度」は、基本的に提出物の状況、授業態度、発表など本人の「やる気」の部分を点化してつけている学校が多いと思います。それ以外の3観点(国語は4観点)は、うしても5教科では定期テストの点数によるところが大きいです。そのため、観点の問題を出題し、各観点の点数を別個に記入し合計点を書き込む欄が解答用紙にあます。ですので、定期テストの点数が良くても「5」がつかないということもよくります。また、提出物を出して教室で授業をきちんと受けてさえいれば、評定が「2」からスタートする学校もあります。
観点別の評価は4観点なら25%ずつ、5観点なら20%ずつ重み付をせずに評価をる学校が多いと思いますが、中には、「関心2:思考3:技能2:知識3」などとみ付けをする学校や教科もあると思うので、気になる場合は学校に問い合わせるとえてくれます。
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具体的に見ていきましょう。
例えば、まずは定期テストの点数です。
定期テストの点数といっても、合計点は関係ありません。国語以外の教科には「関・意欲・態度」「知識・理解」「技能・表現」「思考・判断」という観点がありますこのうちテストでは「知識・理解」「技能・表現」「思考・判断」が問われます。各点の点数が何%取れているかでテストの成績が決まります。大体の目安としては「9%以上でA」です。次に小テストです。小テストも観点別なので同様に計算します次に、提出物です。提出物の大体は「関心・意欲・態度」で評価されますが、「思・判断」や「技能・表現」で評価される場合もあります。評価は「ABC」か「5321」がほとんどです。ちなみに各観点別の評価を、「A=3」「B=2」「C=1などのように点数化し、。それを合計し、評定が出ます。
観点別全てAなら5、意欲もしくは知識に相当する観点がBであとがAなら4、が3つ以上なら3、Cが3つまでは2、全てCなら1というふうに大まかに決まっいます。もし全てAなのに4だったり、Aが3つあるのに3だったりしたときは、校に評価の基準を聞きましょう。学校には説明責任があるので理由をしっかり教えくれるはずです。
Aをいくつ付けるかという数には制限がありませんから、クラスで何人でも5がく、というのが「原則」になります。
ただし、方法は同じでも学校や地域によって「評価規準」「評価基準」は違います例えばある中学校ではテストの平均が85点以上ならAだが、別の中学校では95点以でAという具合に違うことはよくあります。
なお、「客観的な数字はともかく、教師の主観で評価されるのは・・・」という見も良く聞きますが、これは「認定評価」といって、普通に行われている評価方法す。例えば、芸事の世界(茶道、書道、日本舞踊など)ではごく当たり前の評価方です。要するに、ペーパーテストでは測れない評価というのは、当然有りうるといことです。
普段の授業態度を考えてください。もし熱心に話を聞き、質問に対して積極的に(違ってでも)手を上げ、ノートもしっかり取り、提出物を期限に間に合うように出し忘れ物をしない、おしゃべりや授業の妨げとなることをしない、内職をしない生徒いたら先生も良い印象があると思います。この逆だったら、たとえ成績が100点で授業態度とか意欲に欠けると判断され、それが評価につながります。提出物は期限でに出したかどうかが判断の基準です。出すのは当たり前、遅れて出した、出さなった場合評価は下がります。学校の評価にもそういう部分があります。
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では、通知表で良い点を取るためにはどのようなことが求められるのか、具体的多くあげていくと、
・定期テストの観点ごとの得点
・小テスト・単元テストなどの観点ごとの得点
・提出物(プリント・レポート・ワーク・ノート・ファイル・学習の記録・ワーク ートなど)
・発表会・スピーチ
・授業態度(積極性)
などをそれぞれがんばることです。
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自主的に家庭学習やテストのやり直しを提出するとボーナス点をくれる先生もいす。95点以上の人でも提出物を出さないと3になる場合もあります。先生によって少の違いはあります。オリエンテーションなどはよく聞きましょう。ポイントを言かもしれません。
また、テストの点数は重要な評価基準となります。例えば、中間テストに100点っていても、期末テストを休んだ場合、0点扱いにはしませんが中間テストの点数元に評価用の点数を出します。よほど平均点が違わない場合は中間テストの点数の〜7割の点数を評価用として出されます。この辺りは先生によって差があるので一には言えませんが、0点としない変わりに、どんなに前回良くてもその点数分はもえません。
最後に、学年末評定は1〜3学期の学期の評定を元に出しています。
一学期3、二学期4、三学期3できて、学年末が3となることもあります。(43で3も)学年末評定は内申書(調査書)に書かれるので疑問があるならば早く担任伝え、説明をしてもらいましょう。
岡山県では、1・2年生の成績も高校入試の調査書(内申書)に掲載します。3年生2学期までの成績が使われます。