[2013年6月4日]
岡山の中学・高校受験の塾
危険もなしに勝つというのは、栄光を伴わぬ勝利だ。(コルネイユ)
◇自分が安全地帯にいて、外野から何か文句を言うのも、夢を見るだけで行動することもなく、ただ夢にうっとりするのも、どちらも卑怯な態度です。現実的に危険を引き受けない行いは、人間として卑怯だと言わざるをえません。
なぜならば、そこに責任が伴わないからです。
◇上の名言の言うのも、そういうことです。勝負の世界で、一方的に勝つ相手や自分には被害が及ばない範囲で、勝負を仕掛けるのは、あまりかっこ良いことではありません。勝負なのですから、リスクがあって当然です。そのリスクをかいくぐって勝利を収めるからこそ、価値があるのです。
◇勝負の世界では、リスクは付き物です。勝負の世界とは、仕事の世界です。
仕事にリスクが伴うからこそ、仕事が面白いのです。責任を自覚してこその日常だと理解しましょう。私たちは、失敗と成功の裏表で生きているのです。
(マネジメント・ブレイン・アソシエイツ 中土井鉄信氏 作)