[2013年6月10日]
岡山の中学・高校受験の塾
人間を強制的に救済することはできない。
だから彼ら自身の良心に委ねるよりいたしかたない。(ジョン・ロック)
◇自分の良心に従って生きていくことしか、人間は出来ません。結局は、どんな人間も自分の思いや心構えに従って生きていきますから、どんな素晴らしいことを強制しても、その素晴らしさの意味するところを自分自身でしっかり受容しない限り、人間は、その素晴らしいことをやろうとはしないのです。
◇だから私たちは、教育について、そんなに大きな期待を持ってはいけないのです。上の名言も言うように、教育には、限界があるのです。馬を水飲み場まで連れていくことはできますが、水を飲むのは、馬です。その馬が自分で水を飲まない限り、私たちは、それ以上のことが出来ません。これが、教育の限界です。
◇だから、私たちは、物事を素直に受け止めることです。水を素直に飲むことです。そのことからすべてはスタートするといっても良いです。水を飲まなければ、何事も始まらないのです。それが社会です。ここまで教える教育を、私たちは、始めることです。それが、態度教育です。
(マネジメント・ブレイン・アソシエイツ 中土井鉄信氏 作)