[2013年6月11日]
岡山の中学・高校受験の塾
百歩先を見るものは狂人扱いを受け、現状のみを見るものは落伍する。
十歩先を見る者のみが成功する。(小林 一三)
◇天才とバカは紙一重だとよく言われます。それは、上の名言も言うように、天才は皆より百歩も二百歩も先を見ているからです。あまりにも先に進み過ぎて、皆には理解できないからです。皆からすれば、天才もバカも、ともに何を言っているのかわかりません。
◇だから私たちは、天才とバカに対して、時に同じ対応をしてしまいます。変人として排除するか、何か特殊能力があるかもしれないと思って、畏敬の念を感じて崇拝するか。たとえば、オウム真理教の麻原に対しての私たちの態度が、それです。一般人は、意識の範囲で完全に排除し、無視しましたが、彼に魅了された人間は、崇拝し、完全にコントロールされました。
◇だから、私たちは、極端な先進性に対しては気を付けることです。自分にも少しわかるものに目を向けることです。ちょっと新しいものに、敏感になることです。極端なものは、理解不可能なゆえに静観することです。
(マネジメント・ブレイン・アソシエイツ 中土井鉄信氏 作)