[2013年6月21日]
岡山の中学・高校受験の塾
大地は人間のものではない。人間が大地のものなのだ。(族長シアトル)
◇デカルト以来の近代科学は、主体と客体を分けて考えてきました。人間が主体で自然を客体として考え、科学を発展させてきました。しかし、そういう考え自体が実は時代に制約された考えでした。自然の支配下に置かれた人間が一発逆転できるように、主体と客体を入替えて自然に働きかけようと考えたのです。
◇しかし、人間の本当の姿は、どうしたって変えられるものではありませんでした。
上の名言の言うように、自然が主体で、人間が客体なのです。この関係は、地球上の真理なのです。この真理を覆して、人間は、地球を蝕んで来たのです。
その結果、私たちの自然環境は壊滅状態になってきているのです。
◇もう一度、上の名言を噛みしめましょう。人間は大地と共にあるのです。大地が人間を育んだのです。人間が大地を作ってきたわけではないのです。そのことを私たちは、忘れてはいけません。人間の本当の姿はここにあるはずです。
(マネジメント・ブレイン・アソシエイツ 中土井鉄信氏 作)