[2013年6月28日]
岡山の中学・高校受験の塾
覚えておきたい時事問題(社会科、中学生)
<2013年6月>
・横浜で第5回アフリカ開発会議。安倍首相がODA1.4兆含む最大3.2兆円支援表明。
・「消費税還元セール」を禁止する特措法が成立。
・福島県の子ども甲状腺検査。甲状腺がん確定が12人に、疑いは15人に増加。
・フランスのオランド大統領が来日し、安倍首相と日仏首脳会談。原発輸出、安保。
・米カリフォルニア州のサンオノフレ原発が廃炉。
・三菱重工業製の配管破損めぐり賠償請求へ。
・英国の北アイルランドでG8サミット。
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<社会:時事問題の勉強方法>
近年、中学校の社会科では時事問題が多く出題されるようになってきました。教科書の内容の知識・理解から、それらをふまえたうえで現実の社会をどのようにとらえているかといった関心・意欲・態度に重点を置かれるようになりました。また、配点も約10点分の出題が多く、生徒たちのテスト対策においても軽視できない状況になっています。
では、時事問題の勉強方法はというと、やはりふだんからニュースを見たり新聞を読んだりする必要があります。テスト直前にあわてて情報を集めたり、他の人に頼ったりすることがないようにしたいものです。自分の頭で考えることが大切です。問題点を発見し、解決方法を探し、そしてチャンスに変えていく。それがこれからの社会を生きていくうえでの大きな力となります。
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さて、本題に入ります。毎日たくさんのニュースがありますが、時事問題で出題されるニュースにはいくつかのポイントがあるのでまとめます。
?そのニュースの影響が及ぼす範囲(空間)を考える。
?そのニュースが将来(時間)にも影響を及ぼすかを考える。
?すでに一般常識になっていること(過去〜現在)も見直してみる。
?は、市町村<都道府県<日本<世界と影響を及ぼす範囲が大きくなるほど、そのニュースの重要度が増します。
?は、例えば「国民投票法」が制定されたというニュースは、将来にわたって私たちに影響があるので重要なニュースになります。逆に、○○事件などは、解決するとそれ以降は影響がないため、時事問題としては重要度が低くなります。
?は、まれですが、ふだん当たり前と思っている常識から出題されることもあります。例えば、9月初旬の定期テストで「今月の祝日は2日ありますが、それぞれの名前を答えなさい。」という問題が出題されたこともあります。
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その他、気をつけることは、漢字指定の問題が多いので漢字をしっかり覚えることと、地図を使って位置を確認しておくことなどです。
そして、時事問題対策の最後のポイントは、
?社会科の先生の話をよく聞くこと。
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普段からニュースを見たり新聞を読んだり、自分なりに考えることは大切です。ただ、同じニュースでも人によって受け取り方が違います。自分の考えたことや意見が、他の人と違っていることもあるでしょう。ですので、家族や友人と意見を交換したり学校の先生の話を聞いたりして、自分の視野を広げ、考えを深めていくことが大切です。出題する先生がどんな時事問題に関心をもっているのかを知る。これが時事問題について効果的なテスト対策になります。