[2013年6月30日]
岡山の中学・高校受験の塾
授業ノートの取り方
←クリック!
●強調した部分をノートにマーク
小学校では「ここをノートに写しなさい」と言ってくれる先生が多かったと思いますが、中学校では口での説明が中心の先生もいるので、黒板に書かれたことだけをノートに写して安心していてはダメです。
先生が自分の口で「これはテストに出す」とか、ここは大切だからしっかり覚えるように」と強調したことは書きもらさず、必ずノートにマークしておこう。
←クリック!
その時、テスト勉強の役に立つように、どこが重要点かわかるようにしておくのがコツです。
覚えなくてはいけない重要なポイントや重要な図が多いのが社会と理科の2教科です。授業中にきちんとノートを写せなかったり、書きもれがあったりしたときは、家で教科書や参考書を使ってもう一度ノートにまとめ直しておくことも必要です。
多くの先輩たちは、テスト勉強のときにノートを利用する回数の多い教科は、1位が社会、2位が理科だと言っています。ということは、これらの教科では、ノートをきちんと整理して、あとから見直しても分かるようにしておかなければならないということです。
←クリック!
●重要点はマーカーで
家でノートをまとめ直す時に、「重要点はマーカーを使って目立つようにしている」という生徒が多くいます。これは授業ノートを読み返しながら、マーカーでチェックしていけば、授業の復習にもなるからでです。当然、授業中に配られたプリントや資料もノートにはって、要点や注意点をマーカーで目立つようにしておきましょう。
マーカーもいろいろな色をごちゃごちゃと使うのではなく、2色ぐらいに抑えて、本当に大事なところが分かるようにしましょう。
←クリック!
●ミスは消さない
問題練習で間違えたところを消しゴムで消し、書き直してはダメです。赤ではっきり訂正して間違った部分をノートに残しておくことが大切です。こうしておけば、自分がどんなミスをしやすいかが一目で分かるし、テスト勉強のときに、弱点中心の勉強もできるからです。
数学の問題などで答えをミスした時は、答えの訂正だけでなく、途中の計算式の間違えたところも赤で訂正しておきましょう。これでうっかりミスで答えを間違えたのか、解き方が分からなくて間違えたのかがすぐに分かるようになります。
「継続は力なり」という言葉があります。どんなにいいやり方をしても長続きしないと意味がありません。何事にもはじめは緊張感をもって取り組めますが、慣れてくると手を抜きがちになるものです。しばらくして、テスト前にあわてて友達のノートを借りて写すということのないように!
どんな教科でも、ノートだけはきちんととるという原則を自分の中で決めておくとよいと思います。ノートはあまり厚いものは買わずに、すぐに終わって新しいノートが使えるようにします。そうすれば小さな達成感が味わえ、次のやる気につながります。
さらに、ノート代は多少かかるかもしれませんが、片側のページしか使わず、空けた部分は、ちょっとしたメモ書き用にしておきます。そうすれば、あっという間に一冊のノートが終わり、また新しい気分で取り組めます。こんな工夫をしてみてはどうでしょうか?