[2013年7月12日]
岡山の中学・高校受験の塾
この世のことはどんなに些細なことでも予断を許さない。
人生のどんな小さなことも、予想できない多くの部分から組み合わされている。（リルケ）
◇私たちの現実は、実は非常に多くの要素から成り立っています。今私は、新幹線でこの文章を書いているのですが、パソコン、ＵＳＢ，椅子の背にあるテーブル、そして、私が座っているイスを支える新幹線の数々の部品など、言い表せないぐらい多くの要素に支えられて、作業をしているのです。
◇目に見えるものは目に見えないものが支えているといっても良いです。そういう連鎖で人生は成り立っています。だから、どんなに小さなことでも、その小さなことを支えている数々の要素があるのです。
だとすれば、その小さなことを粗末にするということは、その奥で支えている数々のものを粗末にするということと同じです。そう考えれば、どんな小さなことでも粗末にはできないはずです。
◇「神は細部に宿る」のです。細部も大切にすることです。大枠や大きなことだけでは人生は成り立たないです。大枠や大きなことを支える小さなことまでしっかりやることです。人生にとって、小さなことなんか一つもないと決めることです。人生を大切にしましょう。
（マネジメント・ブレイン・アソシエイツ 中土井鉄信氏 作）