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加藤学習塾
【岡山県岡山市の進学塾】

[2013年7月21日]

与謝野 晶子の名言

岡山の中学・高校受験の塾

特別に女子のためとして創られた書物は、すべて女子を低能児たらしめる劣等の書である。
(与謝野 晶子)

◇子どもに合わせて作ったものという時、子どもをどう見て、子どものどこに合わせて作ったのかということが問題です。上の名言も指摘しているように、ある先入観をもって作られたものは、結局は、最低の結果になるのです。

◇上の名言の時代背景は、性差別の非常に強い時代だったから、与謝野晶子は、女子を男から見た枠にはめると劣悪になると喝破しましたが、これは一般にも当てはまります。

ある先入観を持って配慮したことは、結局その配慮された方の人間を限定してしまうために、全く意味がないものになってしまうのです。いわゆる「こんなものだ」とわかった風の判断なり配慮が、結局は、他人のためという思いを裏切ってしまうのです。

◇安易な妥協や優しさは、自分も含めて相手をダメにしてしまいます。ここまで到達出来て初めて素晴らしいのだと引っ張り上げていきましょう。そういう思いこそ、相手に対する配慮なのです。



                             (マネジメント・ブレイン・アソシエイツ 中土井鉄信氏 作)