[2013年8月6日]
岡山の中学・高校受験の塾
重要なことはなにを耐え忍んだかということではなく、いかに耐え忍んだかということだ。(セネカ)
◇私たちは、ほとんどの苦痛・苦悩を耐えることが出来ます。現に私も両親の死を乗り越え、会社を6回もクビになる痛手に耐え、そして椎間板ヘルニアの激烈な痛みにも耐え、こうして四捨五入すれば100歳になるまで生きてきました(念のため52歳ですが)。先日も仕事上の大きな失敗をし、ショックのあまり1週間も酒を飲み続け、やっと平静さを取り戻しました。
◇だから、耐え忍ぶことが重要なことではなくて、苦痛や苦悩をどう耐え忍んだのかが重要なことです。耐え忍び方が人間を決めるのです。
◇苦痛や苦悩を我が物にし、その事実をバネにして耐え忍ぶか、先日の私のように、現実回避的に酒を浴びながら、こんなことをしている暇はない!とやっとのことで立ち上がるのかでは、全く耐え忍ぶ価値が違ってくるのです。
◇人間は、どんなことにでも耐えられるものです。ただし、その耐え忍び方が違っているのです。価値ある耐え忍び方を、私たちはすることです。次のステージにプラスになるように耐え忍ぶことです。私も耐え忍び方を変えたいと思います。
(マネジメント・ブレイン・アソシエイツ 中土井鉄信氏 作)