[2013年8月20日]
岡山の中学・高校受験の塾
コロンブスが幸福であったのは、彼がアメリカを発見した時ではなく、それを発見しつつあった時である。
幸福とは生活の絶え間なき永遠の探求にあるのであって、断じて発見にあるのではない。
(ドストエフスキー)
◇人間は、自分の幸せを獲得物のように捉えているふしがあります。しかし、幸せは自分と離れたところにはありませんから、獲得物ではなく、状態をいうのです。
幸せになろうとしている状態を幸せだというのです。この点を勘違いすると、不幸な思いに囚われてしまいます。
◇上の名言が言うように、幸せは結果を求めて前進している最中に実感することで、結果が出た時を言うのではありません。結果が出たら達成感はありますが、それでお仕舞いです。結果が出た瞬間から何かが失われていくでしょう。そういう喪失感は、幸せを蝕むだけです。
◇幸福とは、何かを永遠に追い求めることにあるのです。無我夢中で何かをやっている最中が一番幸せだということです。
◇だから私たちは、コロンブスの「アメリカ」と同じように何かに真剣に取り組めるものを発見することです。そして、それを真剣に追い求めることです。
幸せは点ではありません。線なのです。
(マネジメント・ブレイン・アソシエイツ 中土井鉄信氏 作)