[2010年1月14日]
中学3年生へ高校生から
即効アドバイス
現役高校1年生にインタビュー!
■常に気持ちは前向きに、効果的な休憩で 気分をリフレッシュ
もう少しで本格的な受験シーズンが始まりますね。あせったり不安を感じている中3生も多いんじゃないかな…。去年のこの時期、僕も同じような気分になっていたのを思い出します。
でも受かってから新しく友達になった人に聞いてみると、全員同じように感じて不安だったって言ってましたから、みんながみんな不安や心配をしているんだなと知ってほっとしました。だからあせったり不安になったり、と心配している君!、君だけじゃないんだよって言いたいです。
あせったり不安がる時間を勉強時間に費やしてほしいですね。そうすれば、わずかでも前進しますから、少しでも不安が解消されますよね。ぜひそうしてみて下さい。不安がるよりも、まずは目の前の1問に集中することが大切だと思います。
あと勉強していて解けない問題に出くわした時、本当にがっかりして落ち込みますよね。「大丈夫かな…」とか、「ダメだ、オレ…」真剣に悩みますよね。嫌な方に、嫌な方に考えがいきますよね。
そんな時、どうしたかというと、「良かったぁ〜、この問題が本試験じゃなくて!!」と無理矢理に気持ちを前向きに持っていきます。これは、あのスパースターのイチローが、雑誌か何かのインタビューで常に心掛けているというのを読んで影響されたものです。いくら落ち込んでも実力が上がるわけではない。それなら、落ち込むのをやめて実力向上にエネルギーを注ぎ込むしかない。そのようにイチローは言ってました。
ただその解けなかった問題はぜひ解けるようにしてください。僕の場合はまず塾のテキストを見直し、同じような問題が無かったかを確認しました。解くヒントになりそうな問題が見つかれば、先にそれを解き、答えの解説をじっくり読み込んで、再度挑戦しました。もちろん学校の「…新研究」とかの問題集も目を通しました。今までやった問題に(ざっとでいいですから)あたってみることで、「この問題、解けた時うれしかったよな」とか「この問題解いてる時、ちょー眠かったんだよなぁ」と、そのときの思い出まで出てきたりして気分転換になりました。(ただ感傷にひたりすぎて時間のロスには気をつけたいところです)
それでも解けないときは、その問題はパスしてください。解けない問題にこだわりすぎるのは、はっきり言って効率が悪いからです。というのもそのこだわる時間に、身に付けなければならない基礎問題をたくさん解いた方が、合格可能性が増すからです。時期的にじっくりと腰をすえて問題を解くときではありません。少し検討してダメなら塾の先生に質問に行って下さい。
でもどんなに勉強しても不安はなかなか消えません。勉強すればするほど逆に「あれは大丈夫かな…」「これもやっとかないと…」と、気になる部分が出てくることもあるでしょう。こんな状態になったら、頭の中から勉強のことを一度追い払うのがいいのではないでしょうか。きちんと時間を決めて、その間は何をやっても構わない休憩時間をはさむのです。効果的に気分転換ができれば、休憩後の勉強もきっとはかどるはずです。ぜひ試してみてください。ただし決めた時間は必ず守ること。この休憩時間は、勉強に対する意識や集中力を取り戻すのが目的であることを忘れないで下さい。
いろいろ思いついたことを言ってきましたが、最期に受験を間近にひかえた中学3年生へ一言。
『受験から逃げず全力で立ち向かってください。自分を信じて精一杯頑張ってみて下さい。輝く未来をつくるのはあなた自身なのです!』
では風邪にはくれぐれも気を付けて、受験を乗り切って下さい。