[2015年4月2日]
拝啓
陽春の候、貴塾におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
このたびは、(進路が決まり、)退塾したにもかかわらず、あつかましく卒業旅行に参加させていただきありがとうございました。
お疲れは、出されていませんか。
入塾した時の目標とは かなりかけ離れた高校への進学となり、塾長様をはじめ、先生方には大変ご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。
ただ、学校へ行けなくなって以降、塾を辞めると言うかと思いきや、塾を辞めるとは一度も言ったことはありませんでした。
塾は、○○にとって唯一の居場所でありました。
他の生徒さんには、さぞご迷惑だったことでしょう。
○○は、リセットをかけるため自分で□□□□□□高校を選び、早く自立したい、そして人の役に立つ仕事に就きたいと目標もできたようです。
私達親としては、○○が決めたことを悔いの残らないようにそっと後押しするほかはありません。
約半年の短い間ではありましたが、私達家族のわがままに付き合ってくださいまして本当にありがとうございました。
通信社会の急速な発達に、手書きのお手紙をいただくことは本当になくなりました。
塾長様からいただきました心温まるお手紙やお誕生日カードは大切にさせていただきます。
また、高校の部でもしかしたら、お世話になることがあるかもしれませんが、その時はどうぞよろしくお願いいたします。
最後になりましたが、貴塾のますますのご発展と塾長様をはじめ、先生方のご健康ならびにご多幸をお祈り申し上げます。
敬具
加藤学習塾
塾長 加藤 杉文 様
○○○○内
乱筆乱文お許しください