[2015年8月2日]
夢の探求
ここでは、将来の夢への参考にと職業について少しずつ紹介していきます。
紹介された職業で興味がわき、自分の将来について考える時間を作る事ができれば幸いです。
今回の職業は「クリエイティブな仕事」をテーマに紹介していきます。
・ゲームクリエイター・イベントプランナー・脚本家・ファッションデザイナー
まずはじめに、ゲームクリエイターについてです。
ゲームの企画から制作管理などを担当するディレクター、ゲームプログラムを開発するプログラマー、ゲーム中のグラフィックスを制作するグラフィックデザイナー、ゲーム内の効果音やBGM など音作りを担当するサウンドクリエイターなどさまざまな専門スタッフが参加して仕事をしていくゲーム制作のクリエイター集団。※企画から制作までゲーム制作の全般を統括する責任者を指す場合もある。
職種により違いはありますが、平均年収は400 万円程度。人気の作品を開発できるようになれば、年収アップも大いに期待できます。
特に必須となる資格はありません。ゲームのデザインやプログラミングが学べる専門学校などで、基礎や知識を身につけた後、ゲームメーカーや制作会社に就職するのが一般的です。ゲームにかかわる専門職のうちどの職種に就きたいかを考え、専門知識やスキルを身につけるようにすると良いでしょう。
日本のスマートフォンゲーム市場規模の拡大により、ゲームクリエーターへのニーズは今後ますます高まっていきそうです。スマートフォンゲーム市場は素人でもゲーム開発ができたりしますので、コンピュータ言語を早めに触れるとよいと思います。
次はイベントプランナーについてです。
企業の販売促進のための催しやフェスティバルなど、さまざまなイベントの企画立案を行うの仕事です。イベントの趣旨や目的を考えて、内容にあった演出方法や構成を考えます。イベント制作スタッフとの決定的な違いは、企画立案を行うため、アイデアや表現力を求められることと、これをクライアントに対して過不足なく提案するコミュニケーション能力を求められる点にあります。
特に必須となる資格はありませんし、学歴も原則不要です。大学・短大・専門学校等を卒業した後、広告代理店やイベント企画会社に就職し、経験を積みキャリアアップしていくのが一般的です。時間の許す限りアンテナを張って、多くのイベントやライブなどを見て感性を磨いておく事が大切です。好奇心が旺盛な人、リーダーシップを取れる人が向いています。また、音響、照明などイベントに関連するあらゆる分野に精通している事も条件となります。
次に脚本家についてです。
映画やTV ドラマの脚本(シナリオ)を書くのが仕事で、シナリオライターとも呼ばれます。オリジナル作品だけではなく、原作の小説などのドラマ化を求められる場合もあり、高度な文章表現力と、演じる人が理解しやすい脚本を作るため、映像表現的な感覚も優れていなければなりません。登場人物のキャラクターや心理描写、場面の設定、セリフを文字に落とし込んでいきます。
脚本家をめざすには、コンクール等に応募して入賞するか、オリジナルの作品などをテレビ局や制作会社に売り込んで回ったりなどするのが一般的です。
特に必要な資格などはありません。シナリオスクールや脚本家コースがある専門学校などで知識を身に付けます。コンクールで賞を取る、映画会社やテレビ局に持ち込むなどの方法があります。構想力や文章表現力が必要です。また、様々な教養や知識を身に付けたり、映画や本をたくさん読む事も大切です。
次はファッションデザイナーについてです。
ファッションデザイナーは、時代の流行や変化を読み、人々の要望に応えられるような衣服のデザインを行う。
洋装品のデザインから縫製までを一貫して手がけるが、製造から小売店までを結ぶコーディネーターの役割をする場合もある。
デザインの発注を受けると、販売対象や商品のコンセプトを分析し、企画の意図に沿ってオリジナルの衣服のデザインを行う。デザインの際は、衣服の素材、色、デザインを総合的に検討し、デッサンや試作を重ねて製品化するデザインを絞り込んでいく。
高級注文服などの場合は一着から数着のためにデザインを行う。
また、既製服の場合はそのデザインをもとに数十万着もの服をつくることもある。
既製服の場合は、対象となる顧客は不特定多数の消費者となるため、的確にニーズをつかみ、斬新なデザインを提供する必要がある。
服のデザインを行った後、素材を選び、型(パターン)をつくり、素地を裁断し、縫う作業を行う。
デザイナー、パタンナー、カッター、縫製者で作業を分担して共同作業をする場合が多く、その際はディレクター的な役割を果たす。
最近では、生活用品や人々が身につける装身具など、ファッション全般についてデザインをする場合も多くなっており、仕事の範囲は広がっている。
クリエイティブな仕事はほかにもたくさんあります。
興味のある人は他にも調べてみるとよいかもしれません。想像力を養成するためには、たくさんの作品に触れ自分がよいと思ったことを考察し、吸収し、自分の糧としていかなければなりません。
努力だけではなれないと思うかもしれませんが、センスというものも、外聞を広げていけば磨かれます。
それでは、また次回!