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加藤学習塾
【岡山県岡山市の進学塾】

[2016年4月1日]

今月の言葉

今月の言葉

「好機は、それが去ってしまうまで気づかれないものだ。」
 今月の言葉は、スペインの作家ミゲル・デ・セルバンデスの著作ドンキホーテの中の言葉です。
 騎士道物語を読み過ぎて妄想に陥った郷士(下級貴族)の主人公が、自らを伝説の騎士と思い込み、「ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ」(「ドン」は郷士より上位の貴族の名に付く。「デ・ラ・マンチャ」は「ラ・マンチャ地方の」の意で、出身地を表す。つまり「ラ・マンチャの騎士・キホーテ卿」と言った意味合い)と名乗り、痩せこけた馬のロシナンテにまたがり、従者サンチョ・パンサを引きつれ遍歴の旅に出かける物語である。
 聖書の次に多く出版されており、騎士道を信じて疑わない主人公の不条理かつ突拍子もない言動の数々を喜劇仕立てで描いていると同時に、年老いてからも夢や希望、正義を胸に遍歴の旅を続けるその姿が多くの人の感動をよんでいる。

塾生の皆様へ

 この言葉から皆さんは何を思いましたか?
 新学期が始まり、これから新しい事が色々と皆さんに起こることでしょう。その中にきっとチャンスがあります。そのチャンスを逃さないように今しかできないこと、また今していることに取りくんで頑張っていきましょう!この機会にドン・キホーテを読んでみるのもいいと思います。