[2021年6月8日]
私達は出来て当たり前と思っていることが意外と多いものです。
教えたら出来るのが当たり前、挨拶をしたら返してくれるのが当たり前と
思っていると中々子供を認めるということができません。この当たり前の
基準が実は曲者です。
この当たり前の基準を少し下げてみると子供を認める機会が多くなります。
子供が挨拶を返してくれたら「挨拶をしてくれて嬉しい」、子供が自主的に
勉強をしていれば「頑張っているね!」と声をかけてみましょう。慣れないと
少し変な気がしますが、慣れてしまえば言えます。
勉強して当たり前という考えを( )にいれて子供をみて欲しいのです。
当たり前のことができていることが素晴らしいのです。
A君:先生、今日ね、学校で先生の手伝いをしたんだよ。先生が荷物を持って
重たそうだったので少し持ってあげたんだ。
先生:そう、すごいじゃない!A君は他人が困っていればちゃんと手助け
できるんだね。先生も嬉しいよ。
A君:大したことないよ。普通のことだよ。
先生:人間は、中々普通のことが出来ないんだよ。本当に感心したよ!
当たり前の基準を少し下げて子供を認める機会を増やしていきましょう。
加茂、長命ヶ丘、南中山にお住まいの皆様
教科書改訂が行われ、授業のスピードが速くなっています。
お子様の様子から、もし首をかしげることがおありでしたら、
早目の手当てをおすすめします。
子育てはしっかり抱きしめ、
そっとおろして歩かせる。
歩き始めたら、そっと背中を押す。