[2022年3月29日]
勝手にInformation 令和４年４月
怒りをうまく生かす
北京オリンピック男子ハーフパイプの平野歩夢選手の決勝での活躍は想像を
絶するものがあった。決勝2回目の予想より低い判定に「おかしい。イライラした」
という。しかし、心が動揺しても土壇場で逆転することができたのは何故だろうか。
怒りの感情はネガテイブにもポジテイブにも作用する。怒りをぶつけてトラブル
になることもあるし、反対に前進するエネルギーにもなる。「おかしい」「ひどい」
というとっさの考えから距離をおき、自分が何を求めようとしていたのかを冷静に
振り返ってみよう。
長い人生には怒ることも妬むことも悩むことも多いでしょう。答えがすぐに
見つからず不安に思うかもしれませんが、諦めなければ可能性が広がります。
皆さんには前に進む「時間」があるわけですからチャンスは何度でも巡ってきます。
余談ですが寺山修司さんは＜時計が前に進むと「時間」になり、後ろに進むと
「思い出」になる＞と言っています。
怒りを感じて気持ちが動揺した時には何を目指しているかを忘れないでいる
ことの大切さを若い選手に教えられた気がする・・
加茂、長命ヶ丘、南中山にお住まいの皆様
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