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恵伸スクール 泉区長命ケ丘、南中山、加茂の個別指導学習塾

[2012年10月1日]

採点

「先生、答えがあっているのに○がついていません。」「途中経過が書いていないので
減点しました。」「え〜ひどい!」
 子供たちは途中式を書くのをおっくうがる。試行錯誤ややりくり算段の跡を残して欲しい。
そこから解法のアイデア、攻略の熱意がくみ取れるからだ。「この子はこんなに一生懸命
考えているんだ・・・。×なんかつけられない・・・。」と思うことがある。

 でもそう言えば・・・
大学の仏語の試験。実にヤバイ!まいった!そこで私は裏に1〜100まで仏語の数詞を
書いて提出した。表面はほぼ白紙!お情けで単位をもらったことを思い出した。

 少し違うかもしれないが「限界だ」「どうせ無理」とか「ありえない」とか決め付けないで、
もっと先にある限界に挑戦してみよう。成果が出なくてもよいから(いえ、どこかで、誰かが
その挑戦の姿を見ているかもしれない。)悔いだけは残らないようにしよう。スタッフも千竃も
答案に隠されている皆の努力を決して見逃さない・・・。
 私にお情けで仏語の単位をくれ、そしてこの仕事をする私に多くのことを考えさせた先生は
もういない。