[2012年11月1日]
“ジャマナカ”が世界の“ヤマナカ”に!
人生は生きてみなければ分からない・・。
今年のノーベル生理学・医学賞に選ばれた山中伸弥教授。スポーツ選手を
治療する整形外科医を志し、挫折する。20分の手術が2時間かかったという
エピソードから“ジャマナカ”という少々残酷な異名までもらったという。
臨床医になるという夢にフられて基礎研究に転じたが「一人ひとりの患者
さんの顔を思い浮かべながら、一日も早く成果を届けるために」研究を続け
iPS細胞という途方もない「孝行息子」を人類の未来に産み落とした。
一方で戦後教育はどんなに勉強ができても早期卒業を認めなかったのを改め、
高校を2年か2年半で卒業できる制度を文科省が検討することになった。
ロンドン五輪レスリング金メダリスト吉田沙保里は言う。「色々試し、失敗し、
成功して学んだ。大事なところで勝てばいいと思うようになった。」
<人間万事塞翁が馬>だからこそ人生は面白い。特急もいいが回り道もやはり
人をつくるのだと思い知った・・。