パソコン版を見る

恵伸スクール 泉区長命ケ丘、南中山、加茂の個別指導学習塾

[2013年4月1日]

勝手にInformation

             言葉で変わる励まし

 「うちの子は運動神経が鈍い」保護者会でそう口にすると周囲からどんな反応
が出るか。日本なら「水泳かテニスでもさせたら」と忠告されるだろう。イタリア人だ
と反応が全く違うという。例えば「良かったね。その子は多分本を読む子に育つわ」
というふうに・・・


 「ここを克服しないと○○にはとても届かないぞ」「○○の資格を取るのはそんな
に甘くない」と気づいたことをストレートに表現する方法。一方「○○の部分はまだ
調整不足だね。」「あと一伸びすれば伸びるよ」「潜在的な力はあると思うから挑
戦してみたら・・」と。言葉かけの違いが子供には大きく作用する。生徒の気持ち
が前向きになるような言い方を教室でも家庭でも教室心がけたいものだ。


 今年も3月11日を迎えた。東日本大震災から2年がたつ。賑やかさが都会に
戻り、東北の現場には工事の音が響いている。何が変わり、何が変わらなかっ
たのだろう。
 14時46分、静かに目をちじる。インドの指導者ガンジーは「心をこめずに言葉を
探すより、言葉を探さずに祈りに心を込めるほうが良い」と語っている。
人が祈る時本当に必要なものは特別な言葉ではなく、僅かな場所と時間だけ
であればよいのだ・・・