[2015年5月5日]
「一番大事にしてきた声を捨て、生きる道を選びました。」音楽プロデュサーの
つんく♂さんが声帯を摘出したことを公表した。事実にも驚いたが声を「捨て」た
という表現が衝撃的だった。
私達はどんな結果を生むか分からないまま、目の前のことを選択し続けなければ
ならない。私は命の選択以外は、今までやってきたことを「待てよ・・」と考えて
欲しいと思う。身近な問題で言えば「部活に力を入れたいから・・」とか「今は
遊びたい年令なので勉強は・・」は「今」だけの状況だけで判断しているのでは
ないだろうか。部活を卒業した後の受験や将来のこと、遊びが変わっていった後の
高学年のことを考えて欲しい。
選択は選ばなかったものへの未練や後悔と表裏一体だ。「捨てる」とは不用なものを
手元から離すことだ。「選択」が「捨てる」ことになれば「できるようになる」権利を
捨てることにもなる。私が命の選択以外は・・と思うのはそのあたりだ。
この季節、慣れない環境、新しい人間関係にとまどうこともあるだろう。「今頃きっと
あいつも頑張っているはず・・」と思って力強い一歩を踏み出して欲しい。豊かな
出会いもまっているはずだ。
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