[2015年5月28日]
「もっと楽観的に考えて・・」「前向きにいこう」よく使うフレーズだが、その
すみわけはあるのだろうか?
ある問題に突き当たった時、楽観的に考えるか、前向きに考えるか、
少なくともきちんとその問題に目を向けて、適切な解決策を考えなくてはならない。
状況が自然に改善してくるだろうと楽観的に考えてそのままにしていると更に
問題が大きくなり、取り返しがつかなくなることがある。そうした際に「どうせ何をやっても
ダメだ」と諦めて手をつけないままでいたり「どうしてこんなことになったのだろう」と
後悔したりしても、その問題が解決するわけでも、消えるわけでもない。
仮に問題があっても全てをダメだと決め付けないことが大切だ。何が問題で、
これからどうすれば改善につながるかを丁寧に考えること(前向き)ができれば、
この目に見えない努力に何らかの形でご褒美が与えられるのではないだろうか。
前向きな考えと楽観的な考えとは必ずしも同じではないが、深刻になりすぎると
考え方が後ろ向きになる傾向に陥りやすい。
すぐに解決できなくても、いくらかでも先に進むことができれば状況は変わってくると思う。
問題に気づいた時はできるだけ早く取り組み、先に目を向けた前向きの考え方を
大事にしたいと思う。