[2016年5月2日]
小学校から中学校へ、中学校から高校へ、算数は数学に変わり、高校に
なると選択できる科目も現れる。
この年齢になると思考力が高まって自分で物事が判断できるようになり
「何故こんなことを勉強しなければいけないのか」「何の役に立つのか」と
疑問に思うことが出てくる。
一番単純な答えは将来の仕事に役にたつことだろう。理系の仕事を目指すなら
数学は必須だ。文系の仕事でも数学の考え方や方法が大切になる場面が多く出てくる。
理系に進んでも文章を書く技術は重要であり、文章を書く技術を学ぶことで
思考法を鍛えることもできる。
中学高校での何の役に立つのか分からない勉強も新しい世界の扉を開き、自分の
頭で考える快感を経験し、人生の選択肢を広げることにつながるのではないだろうか
室町時代、能を大成した世阿弥の言葉に「時分の花」がある。
生命力のある若く、魅力的な時、それはほんの一瞬だけの「時分の花」でいずれ
消えゆくもの・・それを自分の魅力だと思い込んでいると「真実の花」にたどり着く
ことはできない・・と説いている。
本当の花を咲かすために、今から努力を重ねていってほしいと思う。
*恵伸スクールは5月より学習日が増えます。(月)(木)(金)週3回通塾可。
*恵伸スクール5月無料体験学習 5月16日(月)〜27日(金)