[2016年5月30日]
皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。
競馬の話になりますが、先週の火曜日、フランスのシャンティイ競馬場で行われた『イスパーン賞(フランスG?)』で、武豊騎手騎乗のエイシンヒカリが優勝しました! しかも、2着馬に10馬身もつけて!!
馬の能力、日本の調教技術の高さも素晴らしいのですが、なんといっても、武豊騎手の手綱さばきがすばらしい!!
40歳後半になってなかなか勝てずに、「もう限界?」と言われていましたが、なんのなんの! やってくれましたね。
また、競馬ではないですが、野球のイチロー選手もあと少しでメジャー通算3000本安打達成ですね。
武豊騎手やイチロー選手と自分みたいな普通のおっさんを一緒にするのもおこがましいですが、40歳過ぎのオジサンががんばっている姿を見ると、自分も「まだまだいける!」という気持ちになります。
モチベーションや体調の維持がかなりたいへんかと思いますが、お二人にはもっともっとがんばってほしいですね。
中学2年生が数学で文字と式の『説明』の単元を学習しています。
ほとんどの中2生にとって、「〜を説明しなさい。 〜を証明しなさい。」という問題は生まれて初めての経験。何をどうやったらいいかわからずに苦労しています。
昔は、「整数とは、・・・」から始めて、細かく説明をしていたのですが、子どもたちはピンきませんし、そもそも説明の時間が長すぎて、実際に問題を解く時間がほとんど取れませんでした。
その反省を踏まえ、最近は基本的なパターンを集めたオリジナルプリントを作って、「理解しなくてもいいからこの解答方法を覚えろ」と、少し乱暴なやり方ですが、説明なしでまずは解答の書き方を覚えさせています。
丸暗記ですので、最初はそうとう苦しいのですが、もともと大量に書いたり、覚えたりすることに慣れている子たちですので、特に文句も言わずにがんばっています。
何題か暗記しているうちに、子どもたち自身が書き方(答え方)のパターンを見つけ、けっこうすらすら書けるようになっています。
基本的な解答パターンを覚えたらあとは演習あるのみ。ワークで実践演習です。
初めは手も足も出なかった問題が、自分の力でどんどん解けていくので、子どもたちも面白がって解きます。
説明・証明問題に関しては、『習うより慣れろ』です。
わからないからといって説明してもらうのを待つのではなく、まずは自分で苦しんで覚えるのです。
数学に限りませんが、勉強には我慢が必要です。