[2016年6月27日]
皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。
中学生の定期テストが続々と返却されています。
思うような点数が取れた子、取れなかった子。点数は上がったけれど納得していない子。
テスト後の反応は様々ですが、結果に対して色々思うということは、それだけしっかり取り組んだということではないでしょうか? (中には、テストの直前だけあせって勉強した子もいましたが・・・)
中1生にとっては初めての定期テスト。
実際にテストを受けて、どういう勉強をすれば、どういう結果が出るのかがわかったのではないでしょうか。
小学生のときは、1つの単元が終わるとすぐに『単元テスト』を行っていましたので、記憶も鮮明で、範囲も狭いので点数は取りやすかったのですが、中学校のテストは、範囲が広く、しかも2日間で5教科もやらなければいけないので、かなり苦労したのではないでしょうか。
平均点や順位が出ていないのでなんとの言えないのですが、まだまだ勉強のやり方が甘い!
塾では毎時間、英語の単語・教科書本文テストをしているのですが、毎回一発で合格する子はほとんどいません!!
単語・本文練習を家でやっているようなのですが、『できる(覚える)までやる』ということがまだまだ徹底できていない。
まだ1年生だから、勉強のやり方がよくわかっていないからかもしれませんが、もっともっと結果にこだわって勉強をしてほしい。
また、これはワーク(学校、塾共に)のやり方にも言えること。
ワークを終わらすことが目的となって、内容が頭に入っていない。
問題を解いて間違えたら解答を見る(写す)のはいいのですが、解答だけでなく、辞書や教科書、地図帳などで確認することが大事です。
例えば地理の問題で、正解が『ブラジル』だったとすると、解答の『ブラジル』という言葉を見るだけよりも、地図帳で『ブラジル』の位置を確認した方がプラスアルファの知識が身に付くのです。
「ワークをたくさんやったけど、全然出なかった」なんていうことを言う子は、ワークをやってもプラスアルファの知識が身に付いていなかったのだと思います。
勉強も料理と同じで、ひと手間かけた分だけ深みが出ます。
結果さえよければいいということではないのですが、がんばった(やった)ことだけに満足してはダメ。
もちろん、がんばったことがすぐ結果に表れるものと、時間が経ってから表れるものとがありますので一概には言えないのですが、定期テストはがんばればがんばった分だけすぐに結果に表れるのではないでしょうか。
テストの結果は我々の指導の結果でもありますので、我々も結果をしっかり受け止め、分析し、次に生かしたいと思います。
中学校のテストが終わると、次は高校のテストです。
この春卒業した1年生が『無料授業体験チケット』を利用して勉強しに来ています。
不思議というか、やっぱりというか、中学生の頃、英語が苦手だった子は、高校生になっても英語が苦手。数学が苦手だった子は、やっぱり数学が苦手です。
苦手な教科が突然得意になることはありません。
小中学生の皆さん、苦手教科は早めに対策を!