[2016年9月5日]
皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。
一昨日の土曜日から中学生の『前期期末テスト直前講座』が始まりました。
朝9時スタートだったのですが、みんながんばって勉強していました。
朝早く来て、黙々と課題をこなすのが当たり前になってきたようです。
(中にはお弁当持ちで、2コマ(6時間)連続受講する強者もいて・・・)
テスト対策を利用する目的は、大きく2つあると思います。
1つ目は、家ではほとんど勉強しない、家では集中して勉強できない、あるいは、分からないことが多すぎて自分で解決できない場合。
2つ目は、今まで学習したことがどれだけ身に付いているか『試す(テストする)』場合。
がんばって勉強したのに、思うような点数が取れない、テストの時ど忘れしてしまう、間違えて覚えていた、・・・ このようなことがあるのは、2つ目の『試す(テストする)』ことをしていない場合が多いのです。
スポーツでも自分たちだけで練習していても勝てないですよね。
定期的に、あるいは、試合の直前に練習試合をして、自分の弱点を見つけ、それを試合までに修正してから本番に臨みますよね。
練習試合をしないで、ぶっつけで本番に臨むチームなんかないと思います。
勉強も同じ。きちんと勉強したらそれを『試す(テストする)』必要があります。
本番前にテスト形式で問題を解いてみると、わかっているつもりだったができていない問題があったり、少し言い回しを変えられるとまったく意味がわかならい問題があったり、この書き方だと減点になる可能性がある問題があったり、制限時間内に終わらなかったり、・・・ 直前にテスト形式で問題を解くことで、色々と見えてくることがあるのです。
当塾のテスト対策は、追加受講という形を取っていますが、前回100点を取った子も参加しています。
「成績がいいから別に追加しなくても・・・」と思う方もいると思うのですが、成績がいい子というのは、『試す』ことの必要性を知っているからこそ、わざわざ参加するのです。
それにしても、まだ2日間しか終わっていませんが、子どもたちの集中力には驚かされますね。
ひたすら解いて、ひたすら調べ、ひたすら覚えることを永遠と繰り返しているだけなのに・・・
普段から訓練していないと、なかなか集中力は続かないもの。
夏期講習でガッツリ勉強した成果が少しずつ現れてきたのでしょうね。