[2016年10月10日]
皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。
先日息子と一緒にNHKの『おさるのジョージ』を見ていました。
幼児向けの番組なのですが、これがなかなかためになる!
先日の内容は・・・
小さい池に魚が1匹いて、隣の大きい池にその家族がいる。
小さい池と大きい池は土手で仕切られている。
ジョージは小さい池の魚を家族のもとに帰してあげようと土手を崩す。
でも小さい池と大きい池では水位が違って、土手を崩すと水位の高い大きい池から水位の低い小さい池に水が流れ込むだけで、小さい池の魚は大きい池に移動できない。
困っているジョージのところにたまたま友達の少年が通りかかって、水門を作って水位を調節することをアドバイスされる。
色々トライ&エラーを繰り返して水門を完成させ、なんとか小さい池の魚を家族のもとに帰してあげることができた・・・
というような内容でした。
「網ですくって帰してあげればいいじゃん」と、純粋な心を失ったおじさんは思ったのですが、ジョージの最後まであきらめない心と水門の仕組みがとてもよくわかる内容でした。
ジョージは何でも知りたがり屋の子ザルです。
色々なことに興味を持って、「なぜそうなるのか?」の仕組みを解明しようとします。
うちの子もそうですが、小さい子というのは「なんで」「なんで」と何でも知りたがります。
(先日も『うらしまたろう』を読んでいたら、「なんで玉手箱を開けるとおじいさんになるの?」と聞いていました。うまく答えられたかどうか・・・)
正直、その1つ1つに答えてあげるのはめんどくさいと思うときもありますし、うまく答えられないときもありますが、せっかく興味を持ったのですからね、きちんと答えてあげなければいけないと思うのです。
小中学生の算数・数学の授業を見ていますと、好奇心旺盛な子は、解けない問題があると、この方法がダメならあの方法、というふうに、色々な方法を試そうとします。
それに、模範解答の解き方が自分と違うと、模範解答の解き方でもう一度解いてみようとします。
模範解答の解き方が気になるのですね。
幼児だけでなく、小学生でも中学生も、もちろん高校生も、色々なことに興味を持ってほしいですし、我々もきちんと答えてあげなければいけませんね。