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啓新セミナー

[2016年10月31日]

教科書

皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。

一昨日の土曜日から中学生の『定期テスト直前対策講座』が始まりました。
朝9時スタートが当たり前になっているようで、誰も眠そうにしていませでした。

今回は苦手教科・単元に関しては課題に取り掛かる前に『教科書』を読むところからスタートさせました。
教科書を読んでいる姿を見ると、普段からきちんと教科書を読んでいるかどうかよくわかりますね。

一番の違いは『読むスピード』。
読み慣れている子はたったかたったか進むのですが、読み慣れていない子はとにかく遅い!(しかも途中で眠くなる)

教科書を読み終わった後に教科書内容の『一問一答テスト』を行うのですが、ゆっくり読んだからといってよくできているということはなく、むしろたったかたったか読んだ子の方がよくできていたのです。

教科書を読むことは学習の基本。
基本がきちんとできていない子が多い!

もちろん速く読めばいいというものではなく、きちんと内容が頭に入らなければ意味がありません。
ただ、速く読める子というのは読み方がいい!!
それほど大切ではないところはさっと流して、重要なところはじっくり、何回も読んでいる。
さらに少しでも?と思ったところは前のページを戻ったりして確認しているのです。

それに対して読み慣れていない子は、すべてをじっくり読もうとするので、時間もかかり、途中で疲れて、結局内容が頭に入らない。
教科書を読むのも訓練が必要ですね。


今週は11/3(木)が『文化の日』で祝日ですのでまた朝からテスト対策を行います。
ちなみに、中3生の社会のテスト範囲に『憲法』が入っているのですが、『文化の日』が『日本国憲法公布日』だということを知らない子がたくさんいました。
『公民』を克服するにはまだまだ時間がかかりそうですね。