[2016年11月7日]
皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。
今日は『立冬』ですね。
暦の上ではもう冬。
でも今日は昨日の寒さがうそのような良い天気。
天気が良いだけで朝からなんだかうれしくなりますね。
一昨日の土曜日は中学生の『定期テスト直前対策講座』、昨日の日曜日は『中3新潟県統一模試』がありました。
中3生はこの時期、定期テスト対策と高校入試対策の2本立てで、毎日苦しい思いをしています。
まだまだ先が見えない中、不安の方が大きいかと思いますがしっかりがんばってほしい。
厳しい言い方ですが、「もういいや」とあきらめた人から脱落します。
また、我々もただ「がんばれ!がんばれ!」と旗を振るだけでなく、具体的な対策をしっかり伝えたいと思います。
さて、その『定期テスト対策講座』ですが、定期テストが目前に迫ったこの時期、勉強量の差がはっきり表れていますね。
例えば理科・社会の教科書用語の一問一答問題をやらせると、きちんと勉強している子は、「ここは大丈夫」「ここは不安」というように、自分がわかることと、わからないことがはっきりしていますので、テンポよく進み、わからなかった問題、あいまいに覚えていた問題だけを解答や教科書を見てチェックします。
しかも質問も具体的で、「教科書ではこういうふうに書いてあるが、この答えではダメなのでしょうか?」とか、「この問題文とこの問題文の違いがわかりません」というように質問するのです。
質問が具体的であればあるほど、こちらは答えやすいですね。
それに対して、きちんと勉強していない子は、自分がわかることと、わからないことがはっきりしていないので、ほぼ全て教科書を見ながら解くのです。
全て教科書を見ながら解けば、当然時間がいくらあっても足りません。
しかも質問も「天体がわからん」とか「数学がわからん」というふうに漠然としていますので、こちらとしても答えようがありません。
テスト対策は、今までのテスト勉強の仕上げとして利用するのに意味があります。
早め、早めに準備するように毎回言っているのですが・・・ なかなか徹底できませんね。
今週はテスト前最後の対策授業です。
我々も得点UPのためにいろいろ教材を用意していますが、やはり勉強するのは子どもたち。
塾の授業にただ参加することに意味はありません。
有意義な授業にするためにも、しっかり準備をして参加してほしいですね。