[2016年11月18日]
今日は気持ちの良い青空が広がっていますが、寒いですね〜(*_*)。11月も後半となり、寒さが増してきましたね。鼻をグスグスさせている子、マスクをしている子が増えてきました。風邪はひき初めが肝心!と言います。早め早めに対処したいものですね。
さて、各公立中学の定期テストがほぼ終了し、答案返却も始まりました。残すところは高志中と私立中学のみです。一つ一つの結果を大切に、次の定期テスト、そして中3生は入試に向けて頑張ってもらいたいと思います。
定期テスト対策が終わり、ちょっと一息ということで、昔に買った本を引っ張り出してきて読みました。以前もこのブログで紹介させて頂いたことがある、『小学生の脳に悪い親の習慣10』という見出しの「小学生の学力を伸ばす本?」です。何度読んでもうなずくことばかり。また、以前と違い息子が大きくなってきているので若干胸に刺さる言葉も・・・(^_^;)。「子どもは親の鏡」なんて言いますが、親の習慣・行動が子どもに与える影響は大きいのだな〜と自分の日々の行動を顧みる一冊でした。
<小学生の脳に悪い親の習慣10>
?「今しようと思ったのに」と子どもに言われると、しかる
?子どもの話を「あとで」と言って聞き流す
?学校の先生の悪口を言う
?兄弟や友達と競争させない
?失敗したときしかりっぱなしでフォローしない
?テストの点数や成績が伸びないと怒る
?「できない」「無理」「たいへん」などの否定語を使う
?一度にたくさんのことを学習させる
?子どもの夢に「もっと上を目指したら?」とアドバイスする
?理由を言わずに、ただ「がんばれ」と言う
<脳にいい親の習慣>
?成果を気にしない
?先生や家族を尊敬する
?肯定語を使う
?ほめ上手になる
?なんでも全力でやる
ここにある「親の習慣」は小学生だけでなく、幼児や中・高生の保護者の方にも参考にしていただけるのでは?と思います。日々授業の中、接しているのは「塾の生徒」なのですが、何だか一人ひとりの「おかん」のような気持ちで接しています。ですので、お母さん方の日々の家庭生活の中で子どもたちに思う様々な感情を共有しているように感じます。上記の『脳にいい親の習慣』の中の?や?などは、そうしたいけど、現実の様子を見ているとなかなかできない!!と思われる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
私も息子を育てていますが、我が家の場合まだ幼稚園児と小さいので、この「小さい」ということがオブラートのような役割を果たし?・?の行動をする努力が出来る時期なのだろうなと思っています。これが小・中学生の反抗期となったら今と同じような接し方をするのは難しくなることは容易に想像できます。『理想的な習慣』を全て完璧に行うことは難しいかもしれませんが、こうした「習慣」を頭の片隅に置いておきたいものですね。
定期テストの結果が返ってくるこの時期、上記のような「悪い習慣」を封じ込め「良い習慣」に徹するのは難しいかもしれませんが、私たちも授業の中で「肯定する」「ほめる」を増やしお母さん方のお手伝いが出来れば・・・と思っています。これから個人懇談も行う予定です。保護者の皆様と色々なお話が出来るのを楽しみにしています。