[2016年12月19日]
皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。
昨日の『真田丸』の最終回は感動しましたね。
あそこで幸村が家康を仕留めていたら、歴史が大きく変わったかと思うと、すごく興奮します。
今回の大河ドラマは真田幸村(大阪方)が中心でしたので、「にっくき家康!」という感じでしたが、徳川方に立つと、また違った思いになるのでしょうね。
立場が違えば思いや感じ方が違ってくるのが、歴史小説のおもしろいところですね。
来年の大河ドラマは『おんな城主 直虎』。
『井伊』と言えば、『井伊直政』『井伊直弼』ぐらいしか知りませんので、ドラマが始まる前に本などを読んで勉強したいと思います。
ある程度知識があると、ドラマが一層おもしろくなりますからね。
『個別面談』がほぼ終了しました。
年末のお忙しい中、ほんとうにありがとうございました。
毎年のことですが、面談では、「家ではなかなか集中して勉強していない」、「親の言うことを聞かない」等の声が多いですね。
人間は弱いものですから、人に見ていてもらわないとなかなか行動に移せないもの。
ましてや小中学生ならなおのことです。
計画通りに勉強を進めている子の方が稀で、先延ばし、先延ばしで、宿題なんか前日(もしくは授業の直前)に慌ててやっている子の方がほとんどです。(慌ててやっても終わっていればまだマシな方ですが・・・)
保護者様のお話を聞いて、改めて『計画通りに実行する』ことの難しさを実感しました。
計画通りに実行できない主な原因としては、
1.時間の感覚がない
2.好きなこと・やりたいことを優先してしまう
3.自分の能力を把握していない
4.長期的なスケジュールをたててしまう
5.ある量を勉強するのにかかる時間を計算していない
等が挙げられます。
小学生の場合は、1、2が主な原因ではないでしょうか。
あとで勉強する(勉強できる)と思って、先にゲームなどをやってしまい、結局はごはんを食べたり、お風呂に入ったりすると勉強する時間などなくなって・・・ の繰り返しです。
そもそも勉強なんてしたくない子に計画通りに勉強しろというのが土台無理な話。
たいへんですが、お家の方が、宿題が進んでいるか毎日チェックするしかないと思います。
提出日の朝になって、「全然やっていないじゃないか!」と怒っても、もう手遅れ。
毎日チェックして、1ページでも、1問でも進んでいたら褒めてあげるべきです。
さてこれから中3生が本格的に受験勉強を始めるにあたり、小学生とは違った意味で『計画通りに実行できない』ことに悩みます。
受験勉強が計画通りに実行できない原因は、先ほどの3〜5がほとんどかと思われます。
3に関して、今まで、1〜2時間ぐらいしか勉強したことがない子が、いきない、『今日は5時間勉強する!』という計画を立てても、間違いなく実行できません。
1日3時間勉強することが何日か継続できたら、今度は1日4時間する。
こういうふうに、無理なく徐々に増やしていけばいいと思います。
4に関して、計画を立てることにも慣れや経験が必要ですから、やはりこれも無理して、1ヵ月や1週間といった長期的な計画を立てるのではなく、今日1日の計画を立てて必ず実行することが大事かと思います。
5に関して、例えば「ワーク1ページ終わらせるのに、何分かかるか知っていますか?」ということです。
ワークの難易度や量によってかかる時間は違うかと思いますが、それでも、時間を計ることを毎回繰り返していれば、「これなら、○分で終わるな」というのが予測できるようになります。
このように問題を見て、かかる時間の予想がつけば、テストの時の時間配分におおいに役立ちます。
大人でも計画通りに実行するのは難しいものです。
無理をせず、まずは必ず実行できる計画を立てるようにしましょう。
また計画には、自分にとって楽しいこと(ゲームをする、テレビを見る、本を読む、・・・)も盛り込むと、長続きします。
今年も大晦日が最終授業日。
例年、前日までバタバタで準備をするのですが、今年はもう準備が終わってあとは『冬期講習』が始まるのを待つのみです。
終わりよければすべてよし。
「最高な1年だった!」と思えるように、今年最後の授業を悔いなく全力でやりたいと思います。
<塾生の皆様へ連絡です>
〜12/22(木) 通常授業
12/23(金)〜12/31(土) 冬期講習
※冬期期間中は、通常授業はありません
1/1(日)〜1/5(木) お休み
1/6(金)〜 通常授業再開