[2017年1月13日]
今週に入りお天気欄は「雪だるまマーク」がずらっと並んでいますね。明日はセンター試験。毎年この時期はいつも荒れますね。我が啓新セミナーにも今年は高3生の受験生が在籍しているので、力が出し切れるよう祈る日々です。また、中学生も来週に入試を行う私立高校がいくつかあります。毎日、本当に寒いので体調を崩さないで過ごして頑張ってもらいたいと思います。
今朝の新聞に嬉しいニュースがのっていました。昨年度まで在籍していた塾生が、『建築甲子園ベスト8入賞』と大きな見出し&写真付きで出ていました。塾を離れてから1年がたち、少し大人っぽくなった彼女が、堂々と自分たちが作成した図面を持って写っているのを見て目頭が熱くなりました。
全国の高校生と競い合うという「建築甲子園」というものがあるんですね。そんな大きな大会で結果を出すなんて本当に素晴らしく思います。入塾したころから明確に自分の目標を持ち、塾の授業でもいつも一生懸命頑張っていた姿が思い出されました。
彼女のように自分の将来やりたいことが決まっている子は強いですね。自分の目標の為にどの高校を選択すべきか?が早い段階で明確になっているため、その分目指すべき道に向かってスタートを早くきることが出来ました。この時期になるとさすがに中3生は決まっていますが、中2生や中1生もしくは小学生になると「高校選択」というものが遠い将来の事のように感じている子が多いです。中3の志願校決定までの期間ってそんなに遠い先の話ではありません。中1・2年生にしてみたらあと1・2年の話です。
どこの高校に行くことが「良い」「悪い」ということではなく、自分の目標や夢を叶えるためにはどの進路を選択するべきか?という視点に立って「高校入試」というものを捉えてもらいたいと思います。特に中学生になると、「行きたい高校」と「行くことが出来る高校」が必ずしも一致しないため、結果的に「行くことが出来る高校」を選択せざる終えない状況になることが多々あります。
だからこそ、出来るだけ早い段階、出来れば小学生の内から、将来どうしたいのか?ということを真剣に親子で考える時間を設けてもらいたいと思います。そうした機会を多く得ることによって子どもたちは、この先に控えている「高校入試」というものを早くから意識した行動が出来るようになります。
現在中学1・2年生はそれほど時間がありませんから、是非早急に、将来的なことを『家族で』はなす機会を是非設けて頂きたいと思います。寒波襲来でなかなか外に出かけるのがおっくうに思われる今週末です。ご家族でいろいろ話されるにはもってこいかもしれませんよ。
塾生たちが、希望した進学先で着実に自分の夢に向かって頑張っている様子が見られると本当に『この仕事をしていて良かった〜」と思います。今年は新年早々に、10年近く前に教えた生徒が希望する職業に就いて頑張っているとか、念願の職業に4月から就けるなどの報告を多くもらうことが出来ました。
縁あって出会えた子どもたちがいつまでも覚えていてくれることだけでなく、自分の目標・夢に向かって歩んでいるという報告をもらえることもあり嬉しい限りです。これからも子どもたちと時間を共有していく中で、彼らの目標を達成できるための手助けが一つでも多くできるよう一生懸命頑張ろう!!と思いました。