[2017年1月23日]
皆様こんにちは、啓新セミナー代表の大谷繁樹です。
昨日の日曜日から中学生の『定期テスト直前対策講座』が始まりました。
今年はがんばり屋さんが多く、対策講座の募集が始まって2、3日で満席になってしまい、受講したくても受講できない子がたくさんいて、ほんとうに申し訳なく思います。
新学期からはきちんと改善したいと思います。
さてその対策講座では、今まで学習した内容の確認テストが中心。
最近学習したことはまだいいのですが、昨年学習したことはもうボロボロ。
完全に忘れてしまっているか、または、間違って覚えているような状態でした。
塾で曖昧な点や間違いを発見し、きちんと解決することができたのでよかったのではないでしょうか。
ただ、定期テストまでまだ時間がありますので、このまま何もしなければまた忘れてしまいます。
きちんと復習する(自力で解けるかどうか確認する)のを忘れずに。
中3受検生は私立高校の1月入試が終わり、あとは第一高校・明訓高校の2月入試と公立高校入試を残すのみとなりました。
泣いても笑ってもあと約1か月半の勝負です。
ここからは気持ちの勝負!
思うように成績が上がらずに焦っている子、毎日毎日勉強するのが嫌になってしまう子、分からないことが多すぎて投げ出してしまう子、なかなか志望校が決まらずに親と衝突してしまう子、・・・
この時期、どの受検生も心に不安を抱えています。
不安を抱えていない受検生など皆無だと思います。
でも、「不安だ!不安だ!」と言って何も手につかない、厳しい言い方ですが、不安をいいことに何もしなければ、結果は自ずと決まってきます。
私の経験上、受検で失敗する子というのは、入試直前まで、「不安だ」とか「落ちたらどうしよう」とか言っている子のように思えます。
結局は、不安に思っているだけで、何もやっていなかったから失敗するのです。
不安に打ち勝つためには、納得できるまでやりまくるしかない。
しかし、時間も限られていますので、手当り次第でななく『効率の良い勉強』をしなければいけません。
効率の良い勉強とは?
1つ目は、好きな教科ばかり勉強しないこと。
例えば、数学が好きで、難しい問題に何分もかけて解こうとすることです。試験には制限時間がありますので、時間内に終わらなければ、まったく意味がありません。ある程度の時間で切って、解説を読んで解法を身に付ける方が得策です。
2つ目は、その場で理解すること。
時期が時期だけに、「あとでもう一回やり直そう」というのはダメ。その場で解説や参考書を見て自力で理解できない問題は、あきらめた方がいい。今自力で理解できない問題を本番で解けるとは思えません。だったら、解説を読んで自力で理解できる問題を徹適的に繰り返した方が得点に結びつきます。
あとは、あまり先のことを考えずに、一日一日、一瞬一瞬を大切にして精一杯生きることだと思います。
納得できるまでやれば、必ず結果はついてきます。